バリの不動産投資で失敗するカラクリ

バリの不動産投資で最大の障害は、
日本人は、バリの土地を所有できない
という法律があることです。

日本に住んでいると、外国人に対して過剰な危機感はありませんが、
バリがあるインドネシアは、ずっとオランダの植民地となっていました。
かなり、ひどい圧政が続いたようです。

そのためインドネシアは、他のアジアの国と同じように、外国人の権利に対する警戒感が非常に高いです。

日本は、オランダの圧政からインドネシアが独立する切っ掛けを作った国なので、日本人に対する嫌悪感などはあまりないようですが、その他の外国人と同じく、インドネシアの土地の所有権を得ることができません。

日本人がバリの土地を所有するには

結婚してしまう

日本人がバリの不動産を持つには、バリの人と結婚してインドネシア国籍を取れば、どうどうと土地を買えますが、少々現実的でないです。

バリ人と組む

一番、手軽で、多くの日本人が使っている方法を紹介しておきます。
ただ、最後はトラブってしまう人が多い方法なのですが、

現地で日本語が通じるバリ人のパートナーに、お金を預け、バリ人パートナー名で土地を購入し、日本人とバリ人パートナーの間で、「土地の権利は半分ずつ持っている」という2人の間での契約を結ぶという方法です。

当初は、2人とも意気投合していますが、購入した不動産がうまく利益を生み出せないと2人の関係も冷えますし、何より遠いので運営は現地まかせになり、日本で不動産投資の経験があっても、なかなか成功しにくいです。