大家三昧について

このサイト「大家三昧」の価値を一言でいえば、

極限までバイアスをなくし 
本音の情報を伝えていく

これが大家三昧の価値であり、大家三昧の使命であると思います。

バイアスの意味

「ん?バイアスって何」と思われたかもしれませんので、少し説明します。

不動産投資に限らず世の中のサイトの多くは、
サイトの運営者の意向によって現実からやや捻じ曲げられた本文が掲載されていることが普通です。
これがバイアス、すなわち「片寄り」があるということです。

何もこれはネットだけに限ったことでなく、新聞でもテレビ番組でもずっと昔からバイアスがかかっています。
大手広告主にとってマイナスになるような番組や新聞記事はまず見かけないのがその証拠。
車買うやつはバカだ!芸人みたいな番組はないでしょ。車メーカーはTV局には無くてはならない大スポンサーですから。

バイアス自身は多かれ少なかれ、どこにでもあるものです。

バイアスの例

もう一つだけバイアスを例を挙げさせてください。

以前、物件を、
建て替えてから賃貸に出すか、
補修で済ませて賃貸に出すか、
知り合いの建築会社に相談したことがありました。その建築会社の社長は昔から知り合いで親切にも、その物件の建て替え後の収益シミュレーションまで作ってくれました。

その結果を見ると、かなり贅沢に建て替えても十分以上の利益がでる結果となっていました。

しかし、よくよく見返してみるとシミュレーションに使われている想定家賃は、近隣の最高家賃よりちょい高め、満室で何十年も貸していることが前提になっています。

いくら新築でも、この高額な家賃でずっと満室継続は無理でしょとその時気づいたので補修で済ませ、今も収支プラスで運営できています。

この例のように、建築会社に建て替えか補修かの相談に行ったら、なんやかんや理由をつけて建て替えを奨めますよね。
そのほうが儲かりますから。

なにが言いたいかというと、
サイトにしろ、テレビにしろ、担当者の話すことや、出てくる資料にしろ、すべて何らかのバイアスが多かれ少なかれかかっていると初めから思って見ていったほうがよいです。

不動産投資は大きな金額がからむことですので、1人からの意見を鵜呑みにしないで、できるだけ複数の意見、立場の違う人の意見も収集しながら、各人のバイアスを自分で補正して、最後は自分で判断することが大事になります。

大家三昧の目指すもの

でも、あまりに偏りすぎた情報源には、そもそも価値がないと思うのです。
だって本当のことが書いていないわけですから。補正のしようがないです。

そこで、大家三昧 の出番です。

大家三昧には、TVや雑誌のように特定のスポンサーがいません。
よってスポンサーの意向に沿うために記事の内容をゆがめる必要がないのです。

全くしがらみのない状態なので、バイアスがほとんどない公平な記事が書ける状況にあります。

今「ほとんどない」と書きました。
なぜ「全くない」ではないのかというと、マイナスのバイアスは人間社会である以上やはり存在します。

どういうことかというと、
「ここまで本当の事を言ったら、このスタンスでご商売されている人は困るよな」みたいな気持ちは、少しあります。真っ当にご商売されている方には迷惑がかからないように少しだけ気を使いながら、本当のことを書いていきます。

少し将来のことになりますが、「大家三昧の会」という親睦会を立ち上げられたらなと思っています。顔を見ながら酒でも組みかわしながらでしたら、全くバイアスのない情報交換もできるのではないかと思っていますので、その時が来ましたらよろしくお願いします。

大家三昧の強み

このサイトの強味は、

不動産屋でも、
一括査定屋でもない、

現役の大家が本音の情報を書くことです。

大家としての経験から、本当に役立つ不動産投資の記事を書いていきます。
このサイトは、こんな人に向けです。

  • ・これから不動産投資をしていきたい
  • ・今、物件を持っているがうまく行っていない
  • ・相続で大家になったが何も分からず困っている

このような人の役に立つサイト、ああこのサイトに会えてよかった、助かったよ、と言ってもらえるようなサイトにしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

無料で読めるサイトとは言っても、読むための時間はあなたの財産でもあるのでその価値ある時間を割いても読む価値があるもにしていこうと努力していきます。

大家三昧の運営費はどうしているの?

大家三昧もサイトである以上、運営費用が掛かっていますが、これはすべて広告費で賄っています。
特定のスポンサーを紹介する広告ではなく、サイト内容に関連する広告主やあなたの趣味、趣向に近い広告主が出稿した広告が自動的に表示されるもので、運営者が特定の広告を表示させる指定ができません。

そのため、記事が特定の広告に偏ったものにならないのが、最大の特徴です。

将来的には、アフィリエイト広告の運用も開始する予定ですが、アフィリエイト広告を出している広告主の会社にとって故意に有利になるような記事は書きません。
それは、このサイトを読んでくれるあなたに対する裏切りとなってしまい、サイトがただの広告チラシになることを意味するからです。

あくまでも客観的でかつ不動産投資で悩む人に頼られるようなサイトになっていく所存です。

ぜひ他の情報源とも併用して、大家三昧を活用してください。

バイアスの少ない情報ソース

大家三昧と併せて参考にすべき情報ソースを紹介しておきます。

親しい知人、友人
すでに不動産投資を実践しているお知り合いはいませんか?
できるだけ親しい間柄の人だとベストです。
あなたのことを親身に思ってくれる人は、片寄りのない本当の情報を話してくれると思います。

書籍
名の知れた出版社から出ている不動産投資の本は、バイアスが少ないです。
僕の友人も何人か出版していますが、出版社から声がかかると、すごい使命感のような最高のモノを出したいという思いが強くなると言ってました。結構、商売抜きで誠心誠意いい本を書きたいという気持ちで書いている人が多いようです。

気を付けたいのは、PR本と言われる類で、あまり聞いたことない出版社から出ていて、著者がお金を出すことで出版できるので、ほとんどが著者の会社の商品やサービスの宣伝になっています。当然、不都合な事実の記載は一切ありませんから、客観的な知識を得たいという場合は避けたほうがいいでしょう。
バイアスだらけの広告をお金を出して買うなんて意味ないです。

自己紹介

最後になりましたが、当サイトの運営者の自己紹介をします。

うちの家系は、親戚も含めて一人もサラーリマンがいませんでした。
みんな何らかの商売をしながら、大家業もやっているような人達のなかで育ちました。
小さいころから「借地権がどうした」「譲渡権利がどうだ」「銀行は困ったときはお金を貸さない」なんて話を脇で聞きながら育ってきました。

そのためか、どうかわかりませんが、大学院を卒業してから会社勤めを10年以上しましたが、なんかしっくりきません。
今だから言えますが、会社員であるうちに不動産投資を始め、幸運なことに会社員を辞めても大丈夫な状況になれました。

機が熟して13年目で会社を辞め、専業大家として独立しました。
会社のなかの狭いシガラミに閉じ込めらた世界が一変し、リスクはあるものの自分で生きている実感を十分感じられる世界が待っていました。

自分で考え、自分で調べ、自分で行動することで、時には失敗や、業者を怒らせてしまうこともありましたが、いまでは関係各位といい関係を保ちつつ不動産からの家賃で十分安定しています。

僕の経験値が少しでも、このサイトに訪れてきてくれたあなたのためになれば幸いです。

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